診療のご案内

男性外来

男性の診療

(1) 男性不妊

1. 原因

原因は ※1精巣での精子形成障害 ※2精子輸送路の閉塞 ※3精液産生部位(前立腺)の炎症 ※4射精障害の4つにわけることができます。

2. 診断
問診 ※1について年齢、子供に恵まれない期間、過去にパ-トナ-が妊娠したことがあるのかなどについてお聞きします。※2 ※3についてパイプカット、ソケイヘルニアの手術を受けたどうか、陰嚢が腫れたことがないか、前立腺炎と診断されたことがないかなどについてお聞きします。また勃起や射精の状態についてもお聞きします。
触診 精巣の大きさを簡単な器具ではかり、精子形成能を予測します。精巣上体と精管に触れて精子輸送路に閉塞がないかどうかを確かめます。直腸診で前立腺に炎症がないかどうかを調べます。また陰嚢に精索静脈瘤がないかどうかを調べます。
ホルモン検査 採血で精子形成に関係するFSH、LH、テストステロン、プロラクチンといったホルモンの値を調べます。
精液検査 原則的に3~5日の禁欲期間をおいて2回の精液検査を行います。精液量、精子数、精子の運動率、精子の正常形態率を調べます。また精液に炎症性の変化がないかも確かめます。

*このほかに染色体検査、精巣生検による組織検査を行うことがあります。

3. 治療
精子形成障害 精子形成能が低下している場合には、漢方薬、ホルモン剤による治療が中心になります。また精索静脈瘤があれば根治術を、精子形成能はあるが射精液に精子が認められない場合には精巣精子採取術を行います。
精子輸送路の閉塞 閉塞の部位または状態によって、精管精管吻合術、精管精巣上体吻合術などを行います。
前立腺炎 直腸診で前立腺炎を診断して、抗菌剤による治療を行います。また水分の摂取、長時間の座位を避ける、飲酒を控えるなどの日常的な注意も必要です。
射精障害 ED(勃起障害)もあれば、専門家(水曜日の午前中の外来)のカウンセリングを受けてもらいます。また射精液が出てこない場合には精子を回収する方法があります。

*男性の方の外来は日・月・火曜日が休診です。

(2) ED(勃起障害)

水曜日の午前中の外来でいろいろ相談してください。カウンセリングを受けたうえでバイアグラ錠の内服を中心とした治療を行います。

(3) 精子形成を障害するような治療を予定している方の精子凍結保存

白血病などさまざまな病気で化学療法や放射線療法等を受けると、精子形成能が失われることがあります。このような方のために病気の治療前に精子凍結保存を行っています。

(4) 男性更年期障害

加齢に伴う血液中の男性ホルモンの低下(加齢男性性腺機能低下:LOH)に伴い、うつ、不安などの精神・心理症状、発汗、ほてり、睡眠障害などの身体症状、性欲低下、勃起障害などの性機能関連症状をひき起こすことがあります。これらを男性更年期障害と呼びます。血液中の男性ホルモンを測定し、注射により男性ホルモンを補充する治療を行います。

男性側の不妊症検査

不妊症の原因の40%以上が男性因子による不妊といわれています。その原因としてホルモン分泌、精巣、精管、前立腺、精子の異常などが考えられます。まず最初に不妊の原因を検査し適切な治療を受けましょう。

不妊症一般検査

1.血液検査
検査の項目 貧血、肝腎機能、栄養状態、電解質、ホルモン検査
検査の意義 体のどこかに異常があるとそのために精子の能力が弱くなる場合があります。精巣では精子と男性ホルモンがつくられます。その働きに関係するホルモンを調べます。
2.尿検査
検査の項目 尿糖、尿蛋白、潜血、赤血球、白血球
検査の意義 前立腺などの炎症の有無を調べます。
3.触診
検査の項目 精巣、精巣上体、精管、前立腺
検査の意義 精巣や精巣上体の大きさを計測したり、触診して不妊の原因になるトラブルがないかを診察します。
4.精液検査(2回行います)

精液量、精子数、運動率、正常形態率を調べます。

検査時注意事項 検査は3~5日の禁欲期間(性交だけでなくマスターベーションでも射精しないこと)をおいて受けます。禁欲期間が短すぎると前の射精の影響で精子が少なくなりますし長すぎると精子の働きが悪くなります。禁欲期間はきちんと守ってください。採取時は、必ず手を洗い、マスターベーションで専用容器にとってください。提出は、採取後2時間以内が望ましいです。
5.そのほか
染色体検査 生殖系遺伝子の大きな異常があるかを調べます。

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